事例

事例_01 経費削減を環境活動として取り組まれたS社様(金属加工工場)


社長様が自ら実施している、社内の経費削減運動を、環境活動として取り組んでもらうことで、
社員も巻き込んだ改善活動として、継続することができました。

■クライアント様の課題


景気が不透明な社会情勢の中、社長が経費を節約したいと考え、社内で経費節減運動をしているが、
社員の理解が得られず社長一人のケチケチ運動になっている。
元々、社員のコスト意識も低い状況に手を焼いていた社長様が、
「社員にコスト意識を徹底して、コスト削減を図りたい」というお考えがあった。

■コンサルタントの視点 : この工場の課題


1、工場が職人のカンで動いている
2、材料の管理が出来ていない、管理担当が明確ではない
3、設備の稼動設定があいまい
4、社長一人が削減活動をしているため、社員の共通の敵になっている


■対策・・・・・経費削減活動ではなく、「環境活動」として取組む


経費削減と環境活動は連動しているため、今後は経費節減運動を「社内の環境活動」として全社で展開し、
環境活動と同時に現在抱える業務課題の改善と効率化を図り、環境活動に取組む意義と、そのアクションプランを見出す。

■実施策


社員様に、環境活動と経費削減は連動していることを理解していただき、社内のムリ・ムダ・ムラの削減について、
社員様自ら改善方法とルールづくり、役割分担を作っていただくことにしました。社員様主導で行うので、
環境活動の仕組みを作るため、まず、ワークショップとレクチャーという方法をとりました。


1) ワークショップ_1回目
  社員自ら、ムリ・ムダ・ムラなど、日頃、「何かおかしい!ムダ!」と思っていることを全て洗い出してもらう。
2) レクチャー
  社員様が洗い出した「日頃、何かおかしい!ムダ!」と思っていることを環境活動の視点から改善することが
  出来れば、経費削減にも繋がり会社の競争力アップやイメージアップにも繋がることを理解してもらう。
3) ワークショップ_2回目
  「解決策」と「実施手段」を自分達で考え、目的と手段を分けて考え、会社と自分の将来を念頭において、
  どうすればいいのか考える。
4) ワークショップ_3回目
  環境活動としてムリ・ムダ・ムラの解消活動を展開すると同時に、自社だけではなく、社会や顧客企業との
  関係性を考え、この会社が今後どうなっていけばいいのか考える。


■活動結果


●ワークショップでムダの見える化と普段言いにくいムダを言うことができた
●課題と活動結果を「見える化」することにより、課題と目標・目的が明確になり、社員自ら活動に
 参加できるようになった。
●もともとの社長の目的である経費削減も実現している。
●簡易的ではあるが環境マネジメントシステムの構築ができている。
●始めて環境活動に取り組むため、簡易的なツールを使って社内の管理体制を整えることができた。
●社員が誰でも改善活動に参加できる仕組みができたので、活動を継続することが出来そうな感じになっている。
●活動結果を「環境報告書」という形にして、社外にも公表するようにしたため、会社のイメージアップにもなり
 社員の自信にも繋がった。

事例_02 エコ企業になると決意されたM者様(工務店)


社長様が自ら実施している、社内の経費削減運動を、環境活動として取り組んでもらうことで、
社員も巻き込んだ改善活動として、継続することができました。

■クライアント様の課題


他社との差別化と競争力アップの方法を模索しておられたM社様は、エコに興味を持たれ、「エコな企業になる」という
手段を選択されました。まず、社内の環境活動から始めることにされたS社様は、環境について認識がないため、
社員全員で、環境保全や環境活動、それらが自社にどのようなメリットがあるのかを学習する勉強会から始めることとし、
簡易的な環境マネジメントシステムを構築するに至っています。

■コンサルタントの視点 : 工務店M社様の課題


1、競争力アップのためエコな企業になることを選択されたが、進め方がわからない。
2、普段省エネには努めているが、管理やチェックの方法がわからない。
3、「かみ・ごみ・でんき」以外、環境側面がわからない。
4、エコな企業になると、何かメリットがあるとは思うけど、具体的にはわからない。


■対策


まずは、勉強会から
S社様は代表者様を含め社員様はこれまで「環境問題にあまり興味をもったことがない」という状況だったため、
「環境問題」「社内の環境活動とそのメリット」についてレクチャーから入り、ワークショップで自社の環境側面を
検討~仕組みとルールづくり~活動開始、の順に徐々に環境活動に取り組んでいただく方法をとりました。
環境マネジメントシステムの認証を受けることも検討しましたが、まずは、認証を受けず、日々の業務の負担に
ならないように、簡易的なツールを使った取り組みから始めることにされました。

■実施策


社員様に、環境活動と経費削減は連動していることを理解していただき、社内のムリ・ムダ・ムラの削減について、
社員様自ら改善方法とルールづくり、役割分担を作っていただくことにしました。社員様主導で行うので、
環境活動の仕組みを作るため、まず、ワークショップとレクチャーという方法をとりました。

1) レクチャー
  これから環境活動に取り組む前に、「環境問題」「中小企業を取り巻く環境問題」「環境活動・環境経営の視点」
  「企業が環境活動に取り組むメリット」についての勉強会。
2) ワークショップ
  ワークショップテーマ : 自社の環境側面
  普段使っている「化石燃料や消耗品」「自社の商品・サービス」「社会貢献」「利害関係者の目」について、
  ディスカッションしてもらう。
3) 活動開始
  簡易的とはいえ、社内での活動となると「組織系統」「仕組み」「ルール」等々が必要です。
  簡易ツールをお渡しして、ワークショップで意見がでた自社の環境側面を、誰がどのように改善して、
  どのようにチェックするのか・・・等々を決めて、活動開始です。


■活動結果


M社の社長様が、工務店として新たな展開を求めておられることに対して、社員様も共感しておられたので、
全員が前向きに活動を開始することができました。
次のステップとして、PDCAをいかに、うまく回して行くかが課題となりそうです。
良い活動でも目的を見失うとマンネリ化してしまいます。M社様は、定期的に目的と手段の確認作業があれば、
継続的な環境活動になりそうです。

1)今まで、我流で気がついた人だけが取り組んでいた省エネも、ルールを作って仕組み化することで、
全員で協力して取り組めるようになり、コスト削減にも繋がっている。
2)ワークショップで自社の環境側面を全員で共有することができた。
3)活動結果が数字や形で見えるので、次の取り組みの指標ができた。
4)会社周辺の掃除をするようにしたら、地域の方から声をかけていただくようになった。

事例_03 業務効率アップのための「職場片付けワークショップ」 F社様


社内の「モノ」が増えすぎて、業務効率が悪くなり、凡ミスが増えてきた様に感じていた。
しかし、どう片付ければいいのかわからない、書類など、いつ捨てればいいのかわからない!
こんな状況を、「片付けセミナー」と「職場片付けワークショップ」の2本立てで、
片付けるポイントセミナーと、社内のどこに「ムリ・ムダ・ムラ」があるのか?を
気付いていただくワークショップで、職場の整理とムダを見つけて改善するきっかけづくりを実施しました。

■クライアント様の課題


社内の「モノ」が増えすぎ、業務効率の低下だけでなく、お客様にご迷惑をかけてしまう事態が発生することがある。
そもそも、なぜ片付かないのか?、どうやって片付ければいいのか?
ちゃんと整理して、業務効率をアップするには、どうすればいいか?
そして、凡ミスを防いで、お客様への対応力を向上するには、どうすればいいか?
という課題がありました。

■コンサルタントの視点 : F社様の課題


1、書類が増えすぎて置く場所がない ⇒ 今必要な書類がすぐ出てこない
2、机の上が書類だらけでいつも探し物をしている ⇒ 届いたFAXを机の上に置かれても気付かない
3、引き出しの中がごちゃごちゃで、これでは、必要なものがすぐに取り出せない
4、キャビネットなどは、あるけど、上手く使えていない
5、モノが多すぎて、何事にも対応が遅いような気がする


■対策


「片付けセミナー」と「職場片付けワークショップ」の2本立てで、まず、現状に気付いていただき
「どう改善すればいいのか?」のきっかけ作りを行いました。

1、片付けセミナーで、片付けるポイントや、ムダなポイントをご理解いただく
2、職場片付けワークショップで、社内の、又は、ご自分の周りのどこにムダがありのか?に気付いてもらう

■実施策


セミナーとワークショップ実施後、後日、ルールづくりのコンサルをさせていただきました。

1、古い書類や備品を処分するタイミングや責任者などのルールづくり
2、備品の定位置の選定と動線の確保
3、FAXの渡し方や伝票の廻し方など、細かい業務のルールづくり
4、ワークショップで洗い出した、社内のムダを改善するための組織づくり


など、責任者やルールをハッキリさせ、それを継続できるような体制づくりの支援をさせていただきました。


■活動結果


F社様では、実施前に、なぜ、この研修を実施するのか?、そして、どんな成果が欲しいのか?
この2点を、皆さんに共有していただいた上で、実施したので、皆さん、前向きに取り組んでくださいました。

その結果、ルールづくりや体制づくりは、比較的スムーズにできたのですが、
今後の課題は、この仕組みを、どうやって継続するか?ということです。

今は、色々な面で改善ができて、書類もすぐ出てくるし、FAXを見逃すなどの凡ミスもなくなりましたし
職場が片付いたので、気持ち良く仕事ができています。

ただ、どの企業も同じですが、長く続かないところが、悩みの種です。
PDCAを廻すために、皆が参加でき、目的をいつでも確認できる体制と
成果を見える化する仕組みが、次のステップです。

普段、わかっていても出来ないことや、我々のような、外部の者に指摘されて初めて気がつくこともあります。


今後、一緒に考えていきます。